ブラームスが交響曲第2番を作曲したお気に入りの避暑地

次回7月14日に開催する演奏会のメインプログラムは、ブラームスの交響曲第2番。
ブラームスはお気に入りの避暑地である南オーストリア南部のヴェルター湖畔の小さな町ペルチャッハに1877年6月から滞在し、第2交響曲に着手して9月には大部分をこの地で書き上げました。
その風景と時間の流れは、ブラームスの見ていた時代と少しも変わっていないように思える小さな美しい町です。

ペルチャッハではヴァイオリンソナタ第1番「雨の歌」なども作曲しています。
豊かな自然と穏やかな環境に囲まれて、美しい旋律が湧き出るように曲作りができたんでしょうね。

ブラームスが作曲の構想を練った家が今でも残されています。また、毎年9月にこのペルチャッハでブラームス国際コンクールが開催されています。
ブラームスが愛したペルチャッハで、ブラームスもこの土地に愛され続けているのです。

写真は当団常任指揮者の飯塚氏が2022年に指揮研修でヨーロッパ各地を巡った際にこの地を訪れ撮影したものです

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